はじめまして、ユーエイエムの後藤です。

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さて、

最近は赤身肉がブームですね。

ステーキなどは特に最近赤身肉が大変人気ですね。

 

少し前までは霜降り肉がブームだったのですが

最近ではなぜ赤身肉がブームになっているのでしょうか?

今日はそのことについて書きたいと思います。

 

冒頭に書いたように日本では最近赤身ブームですが、

食肉文化が進んでいるアメリカなどでは

数十年も前から赤身肉を好む傾向があります。

これは欧米の食肉を食べる文化の歴史が深いことに由来します。

 

本来お肉というものは人間が生きていくための

タンパク質を直接的に摂るため食べている

といっても過言ではありません。

ですからタンパク質を豊富に含んだ赤身肉を食べる

というのはごく自然なことなのです。

 

食肉の摂取の歴史が深い国では赤身肉嗜好なのは、

体が自然と必要なものを欲して摂取していく、

そして必要な栄養素を得てきた生物が生き残る

という生物学の観点から考えても自然の摂理です。

 

そうはいっても、

アメリカ産でも牛一頭からのモモ肉(赤身系)のとれる量は

日本の牛と変わりません。

 

ですからモモ肉のような赤身肉を好んで食べれば

牛バラ肉の様な脂質の肉が必然的にあまってきます。

 

アメリカの方は賢いので、

牛肉の輸入自由化を日本に迫り、

これを日本へ輸出し利益を上げました。

 

ご存知かもしれませんが、

近年では大手牛丼チェーンや焼肉屋さんは、

この牛バラ肉を

カルビ肉としてブランド化し、

日本に広めることに成功しました。

 

脂身の牛肉を食べると満腹感や幸せを感じますので、

当時平均年齢が若かく、

経済的にバブル景気だった日本は

カルビ肉や霜降り肉などの脂質嗜好を受け入れ、

自然の摂理という科学性より

霜降り和牛などのブランド価値という

経済性や満腹感や幸福感を得られる人間性が優先され、

現在の霜降りのような脂質嗜好に至っていました。

 

ですが、平均年齢が上がり、食に対する知識も増え、

食肉を食べる文化が時間を経て成熟してきた日本でも

健康志向から赤身肉の需要がふえてきました。

 

当然牛一頭から取ることのできる供給量は変わりませんので

霜降りのロース肉と、赤身のモモ肉の価格差は縮まってきています。

 

これからもその傾向は強くなりますが、

需要と供給のバランスは面白いもので

万一赤身肉の価格が霜降りを上回り逆転することがあれば

日本が霜降りのお肉を大量に輸出して世界に広める日もやってくるのでしょうね。

 

よく質問される話で

身肉に関してどれくらい一日で摂取すればよいか聞かれます。

 

こちらは、体格差や性別、年齢にもよりますが、

例えば体重68kgの私を例にすると80g程度を目安として摂取して下さい。

 

大体、人の指を除いた手のひらの厚みと広さ位の量になりますので

ご参考になさってください。

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しかし、ここで注意したいのは1点、

いくら健康志向だからと言って赤身肉ばかり食べるのは

大腸がんなどのリスクが増えるとの研究報告もありますので、

食品は魚・野菜・その他資質なども含めてバランスよく

摂取していただくことをお勧めします。

 

このブログで近日中、

お肉の脂質についても書きたいと思います。

 

最後まで読んでいただけたこと幸いに思います。

ありがとうございました。