こんにちは、

ユーエイエムの後藤です。

 

今回は

 

「お肉で食中毒にならない

手洗いの一工夫

について書きますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたも既に

ご存知かもしれませんが、

先日、冷凍メンチカツが原因で

食中毒事故が起こりました。

 

 

食肉を使った食品からの

食中毒事故ですから

自社も対岸の火事とは言えず

改めて気を引き締めていきます。

 

 

この食中毒事故の

原因解明はまだ終わっていません。

 

ですが、お肉屋として私なりの

事後原因の見解を書きます。

 

メンチカツは冷凍食品として

売られていましたが、

あくまで非加熱製品で

充分に要加熱の表記であったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

メンチカツはハンバーグと同様

名前の通り、中身がミンチ(メンチ)

の状態となっています。

 

 

肉をミンチにする際には

刃物で細かくお肉を

切ることになります。

 

 

この際、お肉の表面に細菌が

付着していたとすると

ミンチで塊にしたお肉の

中心にも細菌が潜り込みます。

 

 

このお肉の塊(メンチカツ)の中心に

充分な加熱が行われないと

細菌が生き残ることになります。

 

 

細菌が生き残った状態で

人がこれを口にすると

体の中で細菌が繁殖し

毒素をだして食中毒となります。

 

 

推測ではありますが

おそらくこのような経緯で

今回の食中毒事故が

起こったと思われます。

 

このような食中毒の

防止策は大きく2つあります

 

 

 

1つ目は、

家庭で調理の際に

充分に加熱して食することです

 

 

お肉にはもともと、

細菌が潜んでいるとの観点で

冷凍食品だからと油断せず、

調理例通りに加熱してください。

 

 

もう一つは

我々加工側の防止策です。

 

 

お肉にできるだけ細菌を

付着させない様

カットする際の機械・器具は

衛生的に保つ必要があります

 

 

特に一番

注意しなければならないのは

手洗いの徹底」です。

 

 

もちろん、食品工場は食品を

扱うための手袋をはめているとは言え、

細菌の感染防止として、

「手洗い」はもっとも重要なポイントです。

 

 

どれだけ機械・器具を

清潔にしても手が汚れていては

食中毒事故を防ぐことが

できないからです。

 

 

弊社でも、サニタリー(石鹸)

メーカーの協力のもと

手洗いの徹底を行っています。

 

※写真は蛍光ライトを使って

汚れの残りをチェック中

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご家庭で調理される際も

手洗いの徹底をおねがいします。

 

 

過去、食品衛生責任者講習

教わったのですが、

手洗いで1つ工夫の

ポイントがあります。

 

 

それは、石鹸を付けて

長い時間かけて

1回で手洗いを行うより、

 

 

その半分の時間で

2回にわけて洗った方が

手の汚れの落ちは良くなります。

 

 

手洗いに同じ時間をかけるなら

 

 

「水洗い→石鹸→水洗い」

という順番よりも

 

 

水洗い→石鹸→水洗い→石鹸→水洗い

で行ってみてくださいね~

 

梅雨の中休みを有意義に

仲間で楽しいBBQをお楽しみください

 

 

 

 

 

 

 

 

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最後まで読んで頂き

ありがとうございました。